シミのレーザー治療体験記①
夫が唯一気になって仕方がないという、私の頬の大きなシミ(老人性色素斑)。
8年くらい前からずっと気になって仕方がなかったようで、「消しに行こう!!」と度々言っていました。妊娠出産もあり、シミ消しを延ばし延ばし今まで来たのですが、皮ふ科に行ったついでにちょちょいとレーザー治療してもらってきたので、その記録です。
選択肢は2つ。レーザーで消すか、塗り薬で消すか。
実は、10年くらい前にレーザーでシミを消したことがありました。
一旦は消えたように見えたものの、1年もしないうちに元通りになってしまい、治療を受けた病院でも「2~3回はやらないと消えない場合もある」と言われたのでお金もかかることから治療を諦めてしまいました。
その経緯もあってか、長女出産後に行った皮膚科で相談してみたところ、塗り薬(トレチノインとハイドノンの併用)を勧められました。ただ、これは妊娠中、授乳中の人は塗ることができないそうなので、当時授乳中だったわたしは卒乳したらまた来よう…とまたもやシミ治療は延期することに。断乳後、数か月で2人目を授かったわたしは、2人目卒乳後まではシミのことは考えまいと決めたのでした。
2人目は私の内耳炎治療のために予定より早く断乳しました。紫外線が増える春が来る前がチャンス!と子供の皮膚科受診の際にわたしも一緒に受診することにしました。
すると、前に行った皮膚科とは違う見解が返ってきました。「そのシミ、レーザー一回で取れそうですよ」と言われたのです。「10年前はレーザーの出力も安定していなくて失敗したのかもしれないですね。レーザー治療後はメラニンの働きを抑制するためにもハイドノンを塗ってケアして行けば綺麗になるはずですよ。」
説明に納得できたので、その日にレーザーを照射してもらうことに決めました。
塗り薬は半年~数年塗り続けないと効果は出ないそうで、マメな方向きだと説明されました。
かかった費用
- 大きさ:約1cm大 1つ
- 老人性色素斑
※美容目的のレーザー治療は自由診療のため、病院によって価格が異なります。あらかじめ見積もってもらった場合でも、レーザー照射の回数(shot数)で料金が決まっているところがあるので、事前によくお話を聞かれるのがいいと思います。
治療の流れとレーザー照射時の痛みについて
治療の流れ
まず、化粧を落とします。 次に、目を保護するためにゴーグルを置かれます。ゴーグル内でもちゃんと目は閉じておくように言われました。レーザーの効果が弱くなるということで麻酔はなし。 レーザー照射後は、保護シールを貼ってもらい、諸々の注意点の説明を受けて終了です。レーザー照射時の痛みについて
パチン!パチン!と弾けるような音とともに、ゴムパッチンされた時のような痛みが来ます。 わたしは痛みに強い方なのですが、41回も連続でゴムパッチンされるとさすがに落ち込みそうになりました。施術後も地味に痛い…火傷をしている状態なのでひりひりします。 数時間後には痛みはすっかりなくなりました。施術後の注意点
保護シールは2週間後の再診日まで貼りっぱなしにしておくようにと言われました。メイクや洗顔などで剥がれてしまう可能性はあるけれど、それでも剥がれないように気を付ければ気を付けるほど良いとのことでした。 その他、以下のようなことも言われました。- はがれそうになっていたらすぐに新しいものと貼りかえること
- 顔をゴシゴシしないこと
- いつはがれても対処できるように保護シールをシミのサイズに切って持ち歩くこと
軽い火傷状態なので水ぶくれができてきますが、保護シールは貼ったままにしておけば、段々と水分が皮膚に再吸収されてかさぶたになっていくとのことでした。
おわりに
シミひとつあるかないかで、見た目年齢が随分違います。シミひとつない美しい芸能人の皆さんは、ハイドロキノンとトレチノインでケアしていらっしゃると皮膚科で聞きました。塗り薬でも効果はあるそうですが、マメにケアできる人向きですし、わたしは今後妊娠出産の可能性がないわけではありません。となると、同様の境遇にいる方の場合はレーザー治療一択なのかな、と思います。今年の目標がひとつ増えました。「日焼けしない」です。