みのりノート

30代主婦の糖質制限と筋トレと日常

主婦の味方は誰なのか

遅ればせながら『逃げ恥』の録画をようやく消化しました。

 

『愛情の搾取』『家事は最低賃金での労働(=生活費)である』などと主婦の家事に対する不満を明確な言葉にして伝えていて、面白いなと思いました。

 

最低賃金での労働であるが、雇用主(夫)からの愛情がプラスされることで満足感や達成感、やりがいが生まれる労働となる…が問題点として雇用主の気まぐれで愛情が無くなる可能性もある…と。雇用主と従業員という関係はおかしいということで、共同経営責任者ということで落ち着いていました。

 

我が家も、私がようやく家計管理に参加したので晴れてCEOに昇進です(笑)

 

休憩時間が見えず達成感がない労働、それが家事

乳幼児2人の育児が加わっているせいもありますが、いつも家事に追われている感覚が消えません。乳幼児がいると休憩が休憩になりません。気がつけばごはんを作らなければいけないし、食べさせなければならない。うまくいく日もあるけれど、いかない日の方が多い気がします。

 

この悩みについては、夫と共有済み。

 

土日に一度片付けを頑張っても、気を抜くとすぐにおもちゃがそこかしこに散らばっています。心身ともに疲労気味の時は膝から崩れ落ちそうになる程です。ここに夫の疲労も重なると、帰宅した夫に「散らかってるな…(ため息)」という私には心にグサリと傷つくことも。気になるなら代わりにやってくれてもいいのだよ。

 

不満や疲れを減らすためにできること

コーヒーを飲みに行って息抜きするのも、専業主婦時代は引け目を感じていました。なので、少しでも自分の自由になるお金をと思い、働いたものでした。転勤してもその考え方に縛られていたため、子どもの預け先を探し、柔軟に働ける場所を探しました。1年くらい働き、2人目を授かり、保育所も退所になったので、仕事も辞めました。

専業主婦で家事育児に専念した場合と、在宅勤務もあるアルバイト程度の仕事をした場合(家事育児負担は専業主婦の場合と変わらない)、どちらが家族にとってメリットが大きいのか、自分にとってメリットが大きいのか、考えました。

自分のキャパシティを考えた時に、両方にメリットが大きいのは専業主婦になることでした。

 

更に、以下のことも決めました。

  • お小遣いを設ける
  • 夫の残業、出張に文句を言わない(収入も増えるので)
  • 家事を楽にするための断捨離に夫も協力する

 

2人育児のために、家事を楽にする工夫をしていきました。片付けやすくしておけば掃除機をかけるハードルも下がりますし、ものを減らせば家具も減らせます。買い物もネットスーパーや宅配、Amazonを多用して子連れで外出する回数を減らしました。今では、保育所さえ確保できれば前よりもストレス少なめで働けるんじゃないかと考えられるくらいになってきています。

 

また、お小遣いの存在は大きく、お小遣いの範囲内であれば好きな本も気兼ねなく買えるし、ふらっとコーヒーを飲みに行くことも出来ます。夫が羨ましくなることも減りました。

 

家事を休める日はないけれど、減らすことはできる

夫は忙しいし、家事は私よりもできるけれど基本的にやりません。でも、いざとなったら私の代わりに動いてくれる頼もしい存在であることに違いありません。実際、私が病に倒れた時も、第二子出産の時も会社を休んで子どもたちの面倒を見てくれましたし、私の看病もしてくれました。(家族だから当たり前ではありますが…)

私と夫の親は遠方に暮らしているため助けにはなりません。近場にいても体が弱く私の代わりに動いてくれる存在ではありません。

 

家族がいれば満足なのですが、元々それほど好きではない家事をなかなか休めないのは結構なストレスだったりします。「もうやだー」と爆発しないために、家事代行やシッターさんにお願いして、家事育児の絶対量を減らすことにしました。

 

お金を払って家事負担を減らすことにしたのです。

 

その分、外食を減らしたり、惣菜を買う回数を減らしたり…料理をするパワーが充填されるので節約できた分を家事代行に回しています。いかに料理が生活費の節約の鍵を握っているかを実感できますね。

 

おわりに

私の味方は、夫、家事代行、数少ない理解のある友人、ですね。シッターサービスや家事代行サービスも気軽に利用できる仕組みが増えてきて、それらのサービスは誰の助けもなく頑張っている主婦の大きな味方です。

専業主婦とはいえ、あっという間に幼稚園のお迎えの時間になるし、1歳児が常に一緒だし、金銭的にものすごく余裕があるわけでもないので、ネイルサロンに行ったり、エステに行ったりなど優雅なことなんて一つもありません。働かなきゃ!と躍起になっていた私が専業主婦としてどう気持ちの落としどころを持っていったか…そんな話も織り交ぜて書いて見ました。